ロンドン London■マダム・タッソー Madame Tussaudsユーストンで下車し、そのまま徒歩でマダムタッソーへ。お目当ては歴史上の人物の蝋人形。杉本博司の写真集で見たヘンリー8世と六人の妻や、リチャード3世の人形に会いたい。
心底がっかりしながら、ミュージシャンやらハリウッドスターやらスポーツ選手の人形を見て回る。
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続いて大英博物館へ。大通りから一本引っ込んだところにあるので迷う。途中、大英博物館とよく似た、しかし規模はずっと小さい、ギリシャ神殿風の教会があり、「コレか…? いやコレじゃない…よな…」と混乱。親切なインド系の人が道を教えてくれて、なんとか本物の大英博物館にたどり着いた。
中にはいってとりあえずはカフェへ。チキンカレーを注文したのだが、味がなかった。どうやったらカレーをこんなふうに作れるのか。君たちはインド支配から何を学んだのかと英国人に問いたい気持ちでいっぱいになる。
しばし休んでロゼッタ・ストーンやエルギン・マーブル(上の写真。パルテノン神殿から削り取ったもの)をざっと見学し、続いて、人気のなさそうな中世ヨーロッパのコーナーへ向かう。ガラガラに空いていたが、私にとっては心躍る展示が多かった。
左から: |
左:リチャード2世の四分儀 |
エドワード黒太子の喪のバッジ |
つづいて充実のエジプトのミイラコーナーへ。棺のデザインに時代によって流行り廃りがあるのを興味深く見る。18世紀に流行ったと言う偽ミイラや、猫や魚や鳥のミイラはおもしろいが、人間のミイラはさらしものにされているようなのがなんだかかわいそうで、写真は撮らなかった。
↑偽ミイラセット |
Treasure of Heavenという企画展をやっていたのでお金を払って見る。ベリー公の所持していた宝物(写真右端)の細かな細工にため息が出る。ショップでこの企画展のエコバッグを買った。
帰りも迷いながらHolborn駅へ。が、なにかトラブルがあったようで駅から人があふれている。コヴェント・ガーデンまで歩き、アールズコートへ帰る。
M&Sでヨーグルトやミンスパイ、jaffa cakeを買うが、スプーンを取り忘れてまた戻るという一幕も。
とにかくついてない一日だった。
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