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東方への旅 >> ハノーファー

2009.11.16(月)

ハノーファー Hannover

■ハノーファーへ

荷物を詰めている時、今日が月曜日であることを思い出した。
この日の予定はまずノイエンガンメ強制収容所を見学して、そのあとハンブルクを市立美術館中心に見学するというもの。そもそもこの日をノイエンガンメ見学に宛てたのは、月曜休館の美術館・博物館が多いなか、珍しく開館している施設がノイエンガンメだったからだ。だが、ハンブルク市立美術館はお休みなのではないか?
ガイドブックを開いて確認してみると、案の定休館日である。美術館に行けないとなるとハンブルク観光の目玉がなくなってしまう。
ガイドブックを広げてしばし思案。その結果、乗り継ぎのハノーファーで途中下車してハノーファーを観光してみることにした。ハノーファーのヘレンハウゼン王宮庭園は毎日朝9時から開いていて見学自由だという。毎年夏にはヘンデルの水上の音楽が演奏されるという庭園だ。計画は決まった。
カードで支払いをすませ、スーツケースをがらがらひきずってホテルを出た。

ツェレからハノーファーまでは20分ほどの道のり。ハノーファー駅のコインロッカーに荷物を預ける。今までよりも1ユーロ高く4ユーロだった。まずはUバーンに乗り換えてヘレンハウゼン王宮庭園に向かう。
Hbfの最寄のUバーン駅はKröpckeといい、少し離れたところにある。東京駅と大手町駅みたいなものと考えればいいだろうか。
Uバーンは途中から地上に上がる。線路の両わきには公園が広がっていて、大都市とは思えないほど緑が多い。ハノーファー大学(ヴェルフェン城)の前では若者が大勢降りて言った。


■ヘレンハウゼン王宮庭園 Herrenhäuser Gärten

最寄り駅はHerrenhäuser Gärtenなのだが、焦って一駅手前で降りてしまった。仕方がないのでトラムの線路に沿って歩く。気分を盛り上げるためにipodの電源を入れた。ヘンデルを持ってくればよかった。せめて時代とジャンルの近いものをと思い、バッハを選ぶ。
庭園の入り口まで来ると門が閉まっていた。インフォメーションの建物があり、ドイツ語が読めないのでよく分からないが、11:00〜と書いてあるようだ。ガイドブックには9:00開園と書いてあったのだが、変更されたのだろうか。


庭園の堀に沿って伸びている道から、望遠レンズを使ってストーカーのごとく庭園や建物の写真を撮る。木々の間からちらちらと彫像が覗き、その間に清掃をする人の姿がちらほら見える。中に入れないのが残念でならない。耳元でブランデンブルク協奏曲がむなしく鳴り響く。
ふと見るとジョガーがひとり、堀の向こう岸を走っていく。あの人は清掃スタッフじゃない。入れるのか?
急いでインフォメーションの前に戻ると、隅の方にひっそりと入り口があった。夫婦連れが中に入っていくので、立ち入り禁止ではないようだ。小躍りする思いで夫婦の後に続く。
入り口近くでさっきのジョガーとすれ違った。あなたのおかげで入りそびれずにすんだよ。ありがとう。

 


整然としたフランス式庭園が広がっていた。シーズンオフなので噴水は稼動していないが、まだ緑は残っているし、きれいに掃き清められている。彫像はほとんど神話をモチーフにしたものだが、王や王妃の像もあり、それらを見て歩くのも楽しい。



しかしここで私の体調に不穏な影が。腹痛である。鎮痛剤を持ってこなかったことを悔いながらUバーンに乗って中央駅に戻る。
駅前に薬局がある。あそこで薬を買おうか。しかしドイツ語はおろか英語でも自分の病状を説明する自信がない。
あいにくハンブルク行きの電車は一分前に出てしまったところだった。次は三十分後。体調が万全なら街に観光に出るところだが、どうにも腹痛が酷いので諦めてDBラウンジのカフェに入った。食べ物を頼む気にはなれず、カプチーノを注文してちびちび飲む。


DBラウンジから駅前の眺め


やがて時刻表に記された時間が近づいたので、7番ホームへ上がっていくと、なにやら盛んにアナウンスしている。ドイツ語のあとに英語のアナウンスが流れたので耳を傾けてみると、私が乗るつもりだった11:20のICE772は45分遅れ。そして10:20発のICE670が60分遅れで隣の8番ホームに到着するという。指定席を予約しているわけではないので、どちらでも先に来た方に乗ろうと思って待っていると、しばらくしてICE670がやって来た。首尾よく乗り込む。一路、ハンブルクへ。


人生初コンパートメント




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