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東方への旅 >> ハンブルク

ハンブルク Hamburg


■夕刻、ハンブルクで

ハンブルク中央駅で荷物を受け取り外に出た。宿泊予定地は値段だけで決めたA&O Hamburg Hauptbahnhofというホテル兼ホステル。しかし地図を見てもホテルの場所が分からない。駅の両側を行ったりきたりしてさ迷い歩いたあげく、疲れ果てて泣きたくなってくる。その上雨まで降ってきた。パウル・ツェランの詩が脳裏をよぎる。

夕刻、
ハンブルクで。
無限に続く靴紐、
それに
幽霊たちが齧りつき、
ふたつの血まみれの足指を結びつける
道の誓いのために

そうこうする間にも雨は強まるばかりで、かっこつけて詩なぞ吟じている場合でもなくなり、あきらめてタクシーに乗ることにした。駅まで戻り、タクシー乗り場にたまっていた運転手さんたちにGoogle Mapからプリントアウトした地図を渡す。分かりにくかったようで運ちゃん数名で協議させる羽目になってしまった。
タクシーを使えばホテルまではあっという間だった。運転手さんはインド系と思われる風貌で、必要以上のことは話さず愛想もないが、それでもてきぱきと荷物を下ろしてくれた。
A&Oホテルはホステルとしての運営が主なようで、お世辞にもきれいとはいえない外観。その上フロントはずっとふさがっていて、なかなかチェックインできずイライラしてくる。
やっと鍵を受け取って部屋へ。エレベーターはルームキーを入れないと目的の階にいけないようになっているので、治安上の安心度は高いのだろう。
気がつけば今日は朝食でしか固形物を食べていなかったが、雨の振る中また外に出て行く元気もない。非常食として日本から持ってきたゆずせんべいを食べた。港町だから魚料理を食べたいななどと思っていたが、その機会はなさそうだ。


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