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2004.9.29(水)

ブルージュ Brugge


ブルージュの朝

■水曜日の市場 Woensdagmarkt


マルクト広場の市場

7:00起床。ゆっくり朝食を食べてホテルを出る。
マルクト広場では朝市が開催中で、地元の人たちが買い物をしていた。

マルクト広場を抜け、市立劇場(『死都ブリュージュ』のジャーヌが働いていたのはここだろうか)を眺めてから、一昨日訪ねたヤン・ファン・アイク像のある広場まで歩く。
ファン・アイクの右後ろに伸びるゲントホーフ通りを行くと、目指す「水曜日の市場」広場だ。
広場の真ん中にはメムリンク像が建っていて、その周囲を取り囲むように切妻屋根の建物が並ぶ。
クノップフの『見捨てられた街』で描かれているのがこの広場だと聞いて見に来たのだが、駐車場状態になっていてなんだか夢が壊れた気分。
せっかくなのでクノップフと同じアングルで写真を撮ってみようとしたが、車が邪魔でうまくいかない。




La ville abandonnée (1904)
Fernand Khnopff

見捨てられた街
フェルナン・クノップフ




■市庁舎 Stadhuis

ブルグ広場に戻り、昨日入り損ねた市庁舎に入る。
一階ホールの階段下にマリー・ド・ブルゴーニュの落馬事故を描いた絵があった。馬から投げ出されて横たわるマリーと、慌てて駆け寄る侍従たち。詳しいことは分からないがおそらく19世紀の作、ロマン派の影響を受けた作風である。なんとなくプラディーリャのフアナ狂女王(マリー・ド・ブルゴーニュとは嫁姑の間柄)の絵を思い出した。
オーディオガイドを受け取って二階へ上がると、目にも綾な金ぴかのゴシック・ホールがあらわれる。
四方の壁にはブルージュの歴史がフレスコ画で表現されている。しかし壁画はラファエル前派風の妙に近代的な絵で興ざめ。1410年当初の壁画は消失したそうだ。

■聖血礼拝堂 H.Bloedbasiliek

市庁舎を出て隣の聖血礼拝堂へ向かう。一日目にも来たが、改めてよく見ておこうという心づもりである。
二階の礼拝堂に入ると、一昨日には気づかなかったステンドグラスに目が留まった。

左側からフランツ・シュテファンとマリア・テレジア、カール五世とイザベラ(イサベル)皇后、フィリップ美公とフアナ女王、マクシミリアン一世とマリー・ド・ブルゴーニュ、フリードリヒ三世とエレオノーレ皇后…と、ハプスブルクの支配者たちの姿が描かれている。
こちらも近代の復元のようだが、記念にフィリップ美公夫妻とカール五世夫妻のステンドグラスがプリントされた絵葉書を買った。

左から順にカール五世とイザベラ、フィリップ美公とフアナ、マクシミリアン一世とマリー・ド・ブルゴーニュ

ホテルでチェックアウトの手続きをしてブルージュ駅に向かう。
切符売り場の前では、まるでメムリンクの祭壇画から抜け出してきたような、伝統的な白と黒の修道服を身につけた若い修道女が、知人らしき女性と楽しげにおしゃべりしていた。


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