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2004.9.24(金)

アムステルダム Amsterdam

■レンブラントの家 Museum Het Rembrandthuis

公式サイト


レンブラントの家の前でカナルバスを降りた。
天候は相変わらず降ったり晴れたりで落ち着かない。

1639年から20年後に破産するまで、レンブラントが住んでいた建物。
建物の内部には、アトリエや台所が再現されている。貝殻や化石、昆虫標本などのレンブラント・コレクション(といっても再現されたものだけど)が面白い。それはまるで瀧口修造の世界(?)。

社会科見学によさそうな感じ、と思ったら案の定そのような目的で利用されているらしく、最上階にはレンブラントのエッチングとともに、子供たちの描いた絵が展示されていた。



再現されたアトリエ



レンブラントの家を出て、モーゼとアーロン教会(モーゼの名を冠した教会は初めて見た)の前からトラムに乗った。
目指すは、オランダくんだりまで来てマダム・タッソー。




オランダは建築の国でもある。
アムステルダム市内では、現代建築が
歴史的建造物と共存している。

後ろに見えるのは南教会の塔。

マダム・タッソー蝋人形館 Madame Tussaud Scenerama

公式サイト

マダム・タッソーはダム広場に面して建っている。
入るとすぐに係員のお姉さんが、カリフォルニア州知事(シュワちゃん)との写真を撮ってくれた。入場料が高いと思ったらこの写真代も含まれているらしい。
エレベーターで4Fに上がる。黄金時代のアムステルダムの再現などは、パリのグレヴァンよりも(どこに行っても蝋人形館に入ってる私)大がかりで自動装置も多い。その次はホラー&拷問コーナーのようなゾーンで、12歳未満のお子様と心臓の弱い方はご遠慮下さいとある。私は12歳以上で心臓の強い方なので、前にいた黒人女性4人とともに入場した。
暗くおどろおどろしい展示の中に、蝋人形に紛れて生身の人間が隠れており、入館者を驚かせる。女性4人組の盛り上がりようはすばらしく、後ろにいた私の手までとってきゃあきゃあ悲鳴を上げる。楽しいぞ。
ホラーゾーンを出ても動悸がおさまらないようで、「ああ怖かった」(私に向かって)「あなた一人で来たの? すごいわねえ。中国人?」などと興奮冷めやらない。


マイコー
(全く違和感なし)

アンネ・フランク

各国元首や国内の有名人を集めたコーナーにはアンネの人形もあった。あまり似ていなかったけれど。


マダム・タッソーから見たダム広場と新教会

■新教会 Nieuwekerk

閉まっていて入れなかった。
入り口にニコライ二世一家のパネルが。
最近エルミタージュの分館がアムステルダム市内にオープンしたそうなので、その関係だと思われる。

■旧教会 Oudekerk

いったんホテルに帰ったあと、旧教会を見学に行く。 時間が遅くて中はもう見られないので、外観だけ。
ここにはレンブラントの妻が葬られている(その頃はまだお葬式を挙げるお金があったのだろうか)。
このあたりは世に名高い合法売春の地、飾り窓地帯の中心地。もっと奥まで行って鑑賞したかったが、この寒空に上半身裸で歩いている兄ちゃんがいるなど物騒な雰囲気だったのでおとなしく退散することにした。アムステルダムは非常に治安の良い感じで安心感があったのだが、この時だけは明らかに危ない匂いがした。


旧証券取引所

オランダ名物パネクックをまだ食べていないことに気づいたので、適当に道なりにあった店に入る。寒かったので、グランマニエ入りのコーヒーを注文すると
「お客様、申し訳ございませんが18歳未満の方にはこちらお出しできないのですが……」
とお店のお兄さん。
「いや、私はヴァンサンカン、じゃない25years oldなんですが」
動揺したのでフランス語が出た。
「それは失礼しました、お若く見えますね」
…チップはずんじゃいますよ? 
珍しく若く見られて喜ぶ私。しかし、若いというよりコドモに見られていたことが間もなく判明する…。
それは食事の後、会計の時であった。
「どこから来たの? 中国?」
「いえ、日本」
「旅行で? 一人できたの?」
「そうです」
「(お釣りを渡しながら)よいご旅行を! ああそうそう、良かったらこれあげましょう。ロリポップ」
いや、ロリポップは好きなんだが…(で、結局もらった)。
帰りに小さなスーパーを発見したので、エビアンとAMSTEL BIERというビールを購入。今度は何事もなく売ってもらえた。


地ビール



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