HOME ■オランダ坂大浦天主堂に入るあたりからぽつぽつと雨が降り始めていた。予報では夜からと言っていたのだが。 ■東山手十二番館(ラッセル記念館)明治元年にプロイセン領事館として建築された建物。後にアメリカ領事館、宣教師館としても使われた。現在は隣接する活水学院の創立者エリザベス・ラッセル女史の記念館になっている。 東山手十二番館から東山手洋風住宅群に向かう坂の途中に、英国聖公会会堂の碑があった。日本最初のプロテスタント教会の跡地だ。 ■東山手洋風住宅群斜面に沿った狭い土地に七棟の洋風住宅がひしめきあうように建っている。グラバー園のようなハイソ感はあまりなくて、建て売り風である。時代は違うが「文化住宅」という言葉が浮かんだ。
■港へ
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旧英国領事館 |
旧英国領事館の前を通る。野口彌太郎記念美術館として利用されているが、老朽化のため現在は改装中。
人けのない出島を横目で見つつ(中には入らなかった)、海のそばにある出島ワーフという複合商業施設の前に出た。港には船がたくさん舫っていた。
この船はなんだろう |
DORADO IIという名の船。 |
船のそばではお父さんに連れられた幼児が遊んでいた。
私は内陸育ちだから、海が日常にある風景を見て育つというのがどんな感じなのか、まったく想像がつかない。やっぱり海の向こうに広がる世界を早くから意識したりするのかな。
通りすがりに見えた旧出島神学校。 |
ぼてぼて歩いて大通りに戻り、最寄りの停留所からバスに乗った。桃カステラを買いに行くために。
桃カステラはその名のとおり桃を形どったカステラで(桃の味がするわけではない)、女の子の初節句の内祝いなどに使われる縁起物のお菓子だ。対して男の子の初節句には鯉菓子というものがある。長崎出身の同僚にいただいたことがあるが、鯉のぬめっとした質感までリアルに表現した迫力ある生菓子だった。
出発前に検索してみたら、桃カステラの食べ比べをしているサイトがヒットした。それによると万月堂というお店の桃カステラは美味しいらしい。しかも普通は季節商品の桃カステラが、ここでは一年中買えるという。願ったり叶ったりだ。
愛宕町というバス停で下車すると、万月堂はすぐ目の前にあった。小さなお店だが、大量の桃カステラが積み上がっているのが硝子戸の外からも見てとれた。なかなか壮観である。
二、三個セットにして実家など各所に発送しようと思っていたのだが、予想外にサイズが大きかったので一つずつにしてもらった。自分が食べる分もひとつ、こちらは手荷物で持ち帰る。
帰宅後撮影。持ち歩いたために形がゆがんでしまった。 |
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