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浅虫温泉

一時間ほどで青森駅に到着。さすがに県庁所在地だけあって活気が違う。弘前には古都としての文化の香りがあったが、青森はもっと商業的に発展している感じ。喩えるなら弘前が京都で青森が大阪だな。

駅ビルでまたまたお土産を物色したあと、鈍行に乗って浅虫温泉駅へ。旅館の人が駅まで迎えに来てくれた。今回の宿泊も、六年前と同じ椿館である。


椿館

しばらく部屋で休んだ後、暗くなる前に散歩に出かける。ところどころに「温泉たまご場」の札がかかっている。生卵を持参すれば自由に温泉たまごを作れるようだ。


温泉たまご場

湯殿大権現

展望台に立って陸奥湾にうかぶ湯ノ島を眺める。この海の向こうは北海道。晴れていれば島影も望めたのかもしれない。
かろうじて雨は降っていないが、空気は湿気でじっとりしていて、空も薄暗い。なんとも寂しく、旅が終わりに近づいているせいもあるのだろうが、鬱々とした気分になってくる。前に来てからもう6年も経ってしまった。次は何年後になるのだろう。そもそももう一度ここに来ることはあるのだろうか。
今年が太宰生誕100年で、没後100年は39年後の2048年である。平均寿命通りに行けば、私はなんとか生きてその年を迎えられるだろうが、太宰が死んだ年に生まれた母はたぶん無理だろう。その時私は太宰生誕100年の津軽を母娘で歩いた日のことを懐かしく思い出すのかもしれない。

浅虫名物のくじら餅を買うために、永井久慈良餅本舗というお店に入ったのだが、真空パックを使っていないので三日しか保たないと聞いて、明日の朝買いに来ることにした。朝は7時半からやってるそうだ。
店の名前は忘れてしまったが、前回もこの通り沿いの店でくじら餅を買ったのだった。でもあのくじら餅は真空パックだったから、この店ではなかったのかな。


浅虫の今は使われていない建物


旅館の入り口に蛇口とコップがあったので温泉を味見してみた。硫黄の匂いが鼻についてやや飲みづらい。
夕食は部屋で。アザミ、フキなどの山の幸、しゃこ、あわび、えび、白魚、ほたて、いかなどの海の幸が満載。特にふじなまこが絶品だった。
23時過ぎにお風呂へ行くと、時間が遅いせいかお客さんはほとんどいなくて、仲居さんたちが入浴していた。その中には私たちの客室の係だった仲居さんの姿も。聞けば、住み込みで働いている人も多いそうだ。
温泉には時々行くが露天風呂に入るのは本当に久し振りで、思い出してみたら6年前にここの露天風呂に入ったのが最後だった。
温泉はぬるめだが長く浸っていると汗がダラダラ出る。脱衣場の出口に冷たい温泉水が用意されていたのでいただいた。玄関で飲んだ温泉はあんなに癖があったのに、こっちは何の匂いもせず、ただの水みたいだった。仲居さんが「この温泉は冷たくすると温泉くささが消えるんです」と言った。


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