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滯英日記 >> 成田→ロンドン(空港)

2011.9.10(木)

東京・成田空港〜ロンドン・ヒースロー空港
 Tokyo Narita〜Heathrow Airport


朝5時半。東京はすでに暑かった。
汗だくになりながらスーツケースをひきずって駅にたどりつき、成田エクスプレスに乗り込む。成田空港駅からターミナルまでの道のりでまた汗をかく。ぐっしょり塗れた半袖のカットソーを空港のトイレで脱ぎ捨て、荷物の中にあった長袖に着替えてチェックイン。
今回利用したのはキャセイ・パシフィック。南回り路線は初めてだ。
CX509は時刻どおりに搭乗開始したが、離陸時間を過ぎても空港内をぐるぐる走り回っているばかりでなかなか出発しない。30分以上遅れてようやく離陸した。
乗り継ぎが一時間ほどしかなかったので間に合わないのではないかと気を揉んだが、上空で回復運転を行ったのか予定通りに香港に到着。


香港国際空港

香港はビルが立ち並んでいるかと思いきや、窓の外は意外にがらんとしていた。ゲートに向かう長い通路を歩いていくと、左側には山が迫り、右側には海が広がる。海の上には丸い島がぽこぽこと浮かんでいる。
通路の両脇の売店には日本製品も多かった。「中国の歴代皇后の肖像トランプ」なんてものがあり心ひかれたが理性で思いとどまる。

ロンドン行きのCX259は予定どおり出発。
機内は異様に寒く、成田で長袖に着替えたことを神に感謝した。しかしその上からカーディガンを着てもまだ寒い。たまたま隣が空席だったので、余っていた毛布を肩から羽織り、自分の毛布は膝にかけて、なんとかしのぐ。
乗客たちがコートや毛布をかぶって震える中、キャビンアテンダントたちは半袖シャツ姿できびきびと立ち働いていた。
アジア系航空会社は機内食が美味しいと聞いて楽しみにしていたのだが、噂どおりなかなかの味であった。しかし、食事時間が日本時間なのかヨーロッパ時間なのかさっぱり分からず、食べ過ぎているような気がする。
機内ではあまり眠れなかった。フライトマップの漢字表記が新鮮で面白く、ずっと見ていた。

10時間ちょっと後、現地時間20時30分にヒースローに到着。今夜は空港近くのArora Hotel Heathrowに泊まる。
セントラルステーションから無料のU3バスに乗り、Compass Centreで降りるとホテルは目の前にあった。アメリカ式の立派できれいなホテルである。しかし部屋に据え付けのケトルが壊れているのかどうがんばっても電源が入らない。あきらめて就寝する。


ヒースローのホテル




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