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滯英日記 >> レスター(1)

2011.9.11(木)

レスター Leicester

6時40分起床。ニュースではアメリカで行われる9.11の式典のことを繰り返しやっていた。そうか、あれからちょうど10年なんだ。何も起こらないだろうな。
別料金を払ってコンチネンタル・ブレックファーストを食べ、身支度も整えてさあ出かけようと思ったその時、目に激痛が走る。
ゴミが入ったのかと思い、涙をぼろぼろ流しながら先ほど入れた一日使い捨てタイプのコンタクトレンズを外そうと試みるが、見つからない。自然光の下に移動し、鏡を覗いてなんとかコンタクトをつまみあげると、半分しかなかった。目の中で破れた!? 10年以上もコンタクトを使ってきたが、こんなことはもちろん初めて。残り半分の破片をなんとか探し出し、やっと痛みも治まった。
チバビジョンのフォーカスデイリーズ。初めて購入したブランドだったが、二度と買わない! 異国の地で怒りに震える。

そんなアクシデントがあり、U3バスはなかなか来ず、空港から乗り換えたピカデリーラインは遅れ、セント・パンクラス駅についた時には11時前になっていた。
11:30発のシェフィールド行きに乗って出発。
ひつじやら教会やら池(湖?)やら、牧歌的な風景を眺めながら約2時間ののち、レスターに到着した。
レスターはインドやパキスタン系移民が多い街らしく、駅にはアジア系の各国語(日本語はないが)で「ようこそ」的なことが書いてあった。確かに道行く人びとの顔も多彩で国際的である。
駅前にはトーマス・クックの像があった。レスターの出身なのだそうだ。ネットが普及してなかった頃はあなたの時刻表にたいへんお世話になりました。


トーマス・クック

今夜の宿、Holiday Innはレスターの中心部を抜けて、ソア川に程近いSt.Nicholas circleにある。
無個性な大型チェーンホテルだが、ここに決めたのは料金の安さもさることながら、レスター城址やカテドラルやボウ橋(後述)に近いロケーションのためだった。……が、もうちょっと駅の近くの方が便利だったかも。
レスターの市街地はなかなか賑やかで大手のスーパーやドラッグストアは大抵揃っている。もっとも、日曜のため閉まっている店も多いが。
グレイフライヤーズ通りを歩く。かつてグレイフライヤーズ修道院があった界隈だが、今は通りの名前だけに痕跡をとどめている。リチャード3世の遺体が埋葬された所であり、それを示した銘板があるということなのだが、見あたらなかった。

大聖堂の前を過ぎるとホテルの看板が見えてきた。が、ホテルの周りをぐるりと広い車道が取り囲んでいて、どこから向こう岸に渡ればよいのかよく分からない。基本的に車で訪れる人のためのホテルなのだろう。
ホテルを遠巻きに見ながらぐるっと周囲を回っていると、道から少し引っ込んだ所にあるリチャード3世の像に出くわした。見たいと思っていたもののひとつだが、こんな風に思いがけずご対面となるとどうも興趣がそがれる。あとでじっくり見ることにして、ホテルの入り口探しに戻る。
St.Nicholas circleをほぼ一周して、北東側に内側に渡るための横断歩道があるのを発見。やっとフロントに行きつくことができた。


■レスター大聖堂 Leicester Cathedral

お茶を一杯飲んで、観光に繰り出す。
まずは大聖堂へ。先ほど前を通った時も思ったのだが、「大聖堂」という響きが不釣合いに思えるくらい、慎ましやかなたたずまいの教会である。

さて見学しようとして内部を覗くと、教会のところどころに花が飾られ、礼服を着込んだ数人の男性が談笑している。その周りでたくさんの人が忙しく立ち働いていた。隅の方には飲み物の用意がしてあったりして、普通でない雰囲気。祭服を着た司教様みたいな人の姿もある。
躊躇っていると、男性の一人が振り返って「どうぞどうぞお入り下さい」と手招きする。恐る恐る足を踏み入れる。
結婚式だろうか? そのわりには新郎新婦の姿が見えないし、礼服の男性たち以外に着飾った人がいないのも妙だ。
身廊に入っても別に怒られはしなかったが、なんとなく落ち着かなくて、ざっと中を見て回るだけで出てきた。
帰りしなにふと出口を見るとこんな貼り紙が。

本日、BBCの撮影を行っております

ドキュメンタリー「神はいかにして英語を創りたもうたか」BBC2、放映日未定
撮影されることをご希望にならない場合はスタッフにお声かけください

 

■ギルドホール Guildhall

1390年建造のギルドホールはカテドラルのすぐ近くにある。入場は無料。
レスター一の心霊スポットだそうだが、昼間だったせいか誰も出てきてくれなかった。

 




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