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東方への旅 >> エアフルト

2009.11.14(土)

エアフルト Erfurt


ヴァイマル駅前より

早く寝すぎたせいか5時前に目が覚めてしまった。二度寝しようとしたが眠くならないので、目覚ましのアラームをオフにして支度を始める。普段なら一秒でも長く布団に留まろうとするくせに、旅行中の私は自分でも呆れるくらい勤勉だ。
ヴァイマルに別れを告げ、9:00ちょうどの電車に乗りこむ。電車の窓からブーヘンヴァルトの慰霊碑が見えた。

9:14エアフルト着。駅のコインロッカーにスーツケースを預けた。ロッカーは大きいほうが3ユーロ、小さいほうが1.5ユーロだが、私のスーツケースは大きいほうでないと入らない。
エアフルトは州都だけあって、駅も大きく、トラムの走る駅前の通りは賑やかである。

道なりに歩いていくと川にさしかかった。橋の上から覗いてみたらカモがいたので、写真を撮ろうとカメラを構えた瞬間、レンズフードが外れて落下した。取りにいけるような高さではないので諦めるしかない。

■クレーマー橋 Krämerbrücke


橋の上に商店が立ち並ぶクレーマー橋。同様のものではポンテ・ヴェッキオが有名だが、アルプス以北で残っているのはクレーマー橋だけだそうだ。パリのポン・ヌフなども架橋当初はこのような形態だったと聞く。
黒いマントに帽子をかぶったルネサンス風の服装の男性が前を歩いていく。彼を追って門をくぐった。

クレーマー橋の入り口


門をくぐって……


橋の上はこんな感じ

橋の上は商店が隙間なく立ち並んでいて、川面はまったく見えないので、言われなければ普通の通りと見分けがつかない。
橋を渡りきって再び市庁舎の前に出た。

エアフルトの町にはときどきもろ人民芸術風の装飾が施された建物があって面白い。食料品店や衣料品店が並ぶ通りを見ていると信じられないようだが、ほんの20年前までは鉄のカーテンの向こうの町だったのだ。

■エアフルト大聖堂 Dom


ドーム広場ではクリスマスマーケットの準備が始まっていた。出店の間をすりぬけ階段を上って大聖堂に入る。彩色彫刻がたくさんある。ルネサンスの装飾が施された櫃があったので「おお、好み」と思って近寄ってみると、

中にキリストが入っていた。心臓に悪い。

マインツの巨匠による絵画。


墓碑らしきもの。人物の服装から察するに13世紀頃のものだと思うが、当時の寄進者とその家族だろうか。


■セヴェリ教会 Severikirche

 

大聖堂の隣に建っているのはセヴェリ教会。
祭壇の前には菊が飾られている。日本でお墓にあげるような菊とは少し違って、花びらが横にぱっと広がったような形。
教会の床にはクッキーのようなレリーフ状の墓碑がたくさん並んでいた。

中央近くに置かれていた柩のようなもの。説明プレートがついていたが、ドイツ語なのでさっぱり分からない。

大聖堂もセヴェリ教会も予想以上に見ごたえがあって、気が付いたら電車の時間が迫っていた。あわてて小走りに駅へ向かう。途中道を間違えて戻ったりしながらなんとかホームへ到着。

次の目的地アイゼナハまではRBで一時間ほど。乗りこんでしばらくすると太った陽気な車掌さんが改札に回ってきた。私のジャーマンレイルパスは問題なくパス。
ふと見ると、通路をはさんで隣に座っていた若者が車掌さんと何やら揉めている。車掌さんがしきりに何か問いただしているのだが、どうも若者はドイツ語ができないようだ。そのうち近くのおばあちゃんグループまでもが論争に加わってちょっとした騒ぎになる。結局若者は次の駅で降りていった。キセルだったのだろうか。


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